・福岡で話題の「パニックバーガー」について知ることができる
・食生活が豊かになるヒントが得られる
・Veganバーガーについて知ることができる
・Veganやマクロビに興味がある人
・お肉が好きな人
・対立ではなく、平和な考え方が好きな人
【本記事の信頼性】
Ai / Eco Cosmetics(@EcoCosmeticsJP)
この記事では、福岡にあるパニックバーガーのご紹介をしています。
もくじ
Vegan(ヴィーガン)の料理は味気ない?
今日は野菜の可能性に感動した、パニックバーガーさんでの体験をシェアします。
食べること=生きること。
食べたいと感じるものが、体が求めているもの。
ちゃんと「そそられる」かどうかすごく大事だとも思います。
濃い味付け、こってりお肉など「オトコ飯」が好きな人に言わせると「マクロビ」「ヴィーガン」は物足らないという声を時々聞きます。
そんな男性にぜひ試してみて欲しい、福岡の「パニックバーガー」。
今日はパニックバーガーに実際に伺って食べた感想や、オーナーの松浦さんからお伺いしたお話をシェアしたいと思います。
Vegan(ヴィーガン)ってなに?
ヴィーガンは完全菜食主義者のこと。
おだしから主菜まで、全て植物を使ったものだけに限定した食生活のことです。
最近アメリカや欧米からのブームもあり、日本でもヴィーガン対応のお店が少しずつ増えてきました。
厳格なヴィーガンから、外食だけ動物性タンパク質を取る「フレキシタリアン」など様々な定義があるようです。詳しくはこちらの記事で書いています。
関連記事:【ヴィーガンとは?】美肌になる方法のひとつ。知ることから始めよう。
福岡で話題の「パニックバーガー」
福岡で人気のVeggieバーガーがあると聞き、実際に行ってみました。
場所は福岡市で一番賑やかな天神に近い川沿いで、穏やかな空気のあるところ。
川沿いを少し歩きます。
福岡市博多区須崎町10-4
広告もオーナーの松浦さんのデザイン。
お肉じゃないの!?とパニックになるから「パニックバーガー」と命名されたそうです。
キッチンをシェアされているお粥屋さん。
薬膳のお粥美味しそうです。
海外で様々な経験をされたオーナー、松浦さんの想い
松浦さんは ”人を幸せにしたい” そんな愛が溢れた方でした。
松浦さんからお伺いしたパニックバーガーへの想いを少しだけシェアさせていただきます。
いつからヴィーガンなのですか?
松浦さん:ヴィーガン歴は20年以上になります。東京や香港など海外で激務で暮らす中、体調に良かったのがヴィーガンやローフード(野菜の酵素を活かすための低温調理のこと)でした。
肌が一週間でキレイになり、便秘や生理痛もなくなりました。
なぜパニックバーガーを始められたんですか?
松浦さん:お野菜の美味しさを伝えたくて。お肉が好きな人に食べて欲しいなと始めました。ヴィーガンバーガーの構想と開発を始めてから、あっという間にイベントへの出店が決まり、その後キッチンをオープンしたのですが、本当に大変で。福岡市のサポートに感謝しています。だから「福岡生まれの」と必ずネーミングに含めています。
海外にお住まいだったのですか?
松浦さん:お仕事で香港に住んでいました。異文化でいろんな仕事の経験をし、パニックバーガーを開業する基礎となりました。香港のお茶の文化も素晴らしいですよ。漢方の薬局もたくさんあって、ケミカルの薬より漢方というのがスタンダードでした。
ピュアヴィーガンって大変そうですよね?
松浦さん:フランス人の主人はもともとはお肉が好きな人で、ご家族もお肉をよく食べるエリアなんです。ご両親にもヴィーガンを反対されていた時期がありますが、今はご両親お二人とも美味しいと言ってくれます。
主人は一緒にいる間に「美味しいから」と彼もヴィーガンになりました。私はタンパク質を大量に取ること、豆やナッツ、お野菜などボウルにいっぱい朝から頂くので健康状態は良好です。
他に食生活で気にされていることはありますか?
松浦さん:グルテンフリーも意識しています。パスタよりお米の麺、春雨を選んでいます。パニックバーガーのバンズも豆乳クリームチーズを入れてコクを出したパンなんですよ。
お肉についてどう思いますか?
松浦さん:Veganの中には、動物福祉の面から飼い方に反対して食生活を変えた人もいます。どれだけ大切にされているか、も重要では?
批判ではなく、植物の栄養について知ることができる映画「game changer」は一度観てみると良いですよ。
パニックバーガーはこれからどんな成長をしますか?
現在店舗運営はマーケティングも兼ねて出しています。
商品開発も積極的にしているので、今後は飲食店や通販でお届けできたらと思っています。飲食店でも選択肢の一つになって欲しいと願っています。
…話は尽きません。商品開発にかける姿勢もお話を伺うと、より一層美味しく感じました。
お話を伺っていると、あっという間に時間が経ちました。
お野菜の美味しさを引き出して食の可能性が広がることに真摯な松浦さんのお人柄にすっかり魅了されてしまいました。
「パニックバーガー」を実際に食べてみたら
実際に食べたのは、クラシックバーガーのピリ辛ソースです。
パテの重量感とコクが満足度高くて、え!お肉じゃないの?と思いました。
他社で最近発売になったヴィーガン向けバーガーは正直物足りませんでした。3つくらい食べないと満腹にならない気がしましたが、パニックバーガーは一つでかなりお腹いっぱいになりました。
今まで食べた植物性のハンバーグで一番お肉に近かったですし、何というか…食感と味がすごいんです。黙って出されたらお肉だと思ってしまいます。
もう一つ食べたのは、「ビーフカツバーガー」です。
途中から2個を一度に頼んだのを後悔するくらいのずっしり感がありました。
男性もこの満足感があるからリピートされるのでしょうね。
「パニックバーガー」はどこで試せる?
パニックバーガーは、福岡市で一番賑やかな天神の近くにあります。
TEL: 092-292-4334
営業時間10:30-15:30
定休日:火曜日水曜ー月曜営業土日祝日は営業しております。
Facebook、インスタグラムで最新情報をご確認ください。
最新情報は、Facebookとインスタグラムでチェックできます。
★ ちなみに Uber Eatsはこちらから申し込めるようです。
お伺いした時もひっきりなしにUberの方が来店されていました。
【まとめ】取りあえず一度は食べてみて欲しい、パニックバーガー
殺される動物がかわいそう、それならお肉に関わる人は?じゃあ漁師は?養鶏は…?
何で犬は食べないの?猫は家族?違いは何…?命の違いってあるの?
知らずに食べることが一番良くなかったんじゃないかなと私は思います。
これまでスーパーに行けばなんでも並んでて、命を頂いている実感があったか?と言えば薄かった。個人的なことですが、家族の一人が畜産に関わり始めたことと、その業界の方に出会ったことがきっかけで自分なりにいろんなことを考えました。
私はまだ、両方を知る段階で明確な発信はできません。
もっと深く知りたいと思っています。
でも、未来の選択肢として。
一番お肉の味を分かっている業種の方がプラントベースのパテの流通や開発を助けることができたら。飲食店のメニューの選択肢が増えたら。宗教的に食べられない人やそう言った考えの方にも救いになると思うんです。
世界中で環境面から色んなことを言われている気配だってある。
とりあえず一度、パニックバーガーに行って食べてみませんか?
松浦さんとお話されてみるときっと色んな気づきがあります。
最後までお読みくださりありがとうございました。