

【本記事の信頼性】

Ai / Eco Cosmetics(@EcoCosmeticsJP)
こんにちは!肌にも地球にも優しいエココスメ研究家の愛です。
現在出回っている化粧品容器のほとんどがプラスチックです。インドネシア始め世界各国のプラスチック問題の要因の一つでは…と思うことが多々あります。

中身はすごくオーガニックにこだわっているのに、容器は?普通のプラスチックのブランドがほとんど。一方、ガラス瓶を使用したりリサイクルに積極的なブランドもあります。
さらに、容器回収について行動されているメーカーさんは本当に素晴らしい…!
新興国では「Buy Now Pay Later(今買ってあとで支払う)」のような、とにかく流通量が増えて好景気だけどゴミの回収にまでエネルギーが注がれていない場合も多いです。日本も実は中国や新興国にゴミを引き取ってもらってなんとかなっていた面も多い国。
今の自分だけがキレイになればそれでいい。という視点で商品を選び続けるといつか自分に不健康な面で還ってきます。環境ホルモンを避けたいと思うからです。
一緒に化粧品容器について考えてみませんか?
この記事では、化粧品容器リサイクルに取り組むオーガニック化粧品メーカーのメルヴィータ【Melvita】について書いています。

Contents / もくじ
ドイツでは「包装法」という法律がパッケージごみを減らす後押しに
スウェーデンはリサイクル率がなんと99%!と最近びっくりしたのですが、ドイツのリサイクル&ゴミ削減の取り組みに効果を出せた先進国の一つ。日本も真似できたらいいのに…と思わずにいられないほどハイレベルです。
ドイツは、Dr.ハウシュカをはじめとするオーガニック化粧品メーカーがいくつもあります。
以前は日本同様、ゴミのリサイクルがなかなか進んでいなかったドイツ。政策変更の甲斐もあり、10年間で約1/10のゴミの量にすることができたと小学校の教科書で読んで当時衝撃を受けました。分別の取り組みや空容器を持参した時にチャリンとお金を返してくれるデポジット制の取り組みが進んでいます。
ちなみに最近は「包装法」という法律が新たに加わったそう。
〜ドイツでの包装法(2019年1月1日施行)〜
(Doitsu News Digest Websiteより抜粋いたしました)
スーパーマーケットなどの店舗においては、飲料品のボトルが再利用可能なものであるかどうかの表記を、消費者が一目で分かるように明示することが義務付けられる。さらに今後、連邦政府によりパッケージ管理中央センターが設置され、メーカーは商品パッケージに関する申告が義務化される。
Doitu newsdigest より抜粋
化粧品容器のリサイクルに積極的なメルヴィータ【Melvita】@フランス
「メルヴィータ」という化粧品ブランドをご存知でしょうか。
フランス産のコスメブランドで、フランスではオーガニック認証知名度No.1と言われています。(”Cosmebio Bioalaune 2015 study” と呼ばれるフランスでオーガニック化粧品歴2年以内の消費者における認知率第一位を取得)
メルヴィータの歴史は1983年から。2019年現在で36年のブランドです。
ロクシタン系列の会社で、日本の直営店は現在37店舗。とても日本で人気のあるオーガニックブランドと言えます。
メルヴィータブランドが生まれたのはフランス南東部アルデーシュ。とてものどかな場所。フランスの中でも汚染が少なく手付かずの自然溢れる場所でメルヴィータ(Melvita)は生まれました。
今や地域の方にも支えられ、約5ヘクタールの広さになったエコファクトリー。
自然保護区に登録されているエリアで、23,000種以上もの植物が生息しているオーガニック栽培を牽引するようなエリアになっています。
こちらの男性は、ブランド創始者のベルナー・シュビリアさん。
生物学者で養蜂家。生物学者のキャリアの後に自然溢れるアルデーシュに移住し農場を構え、養蜂を始めます。
今日本では農薬で蜂の数が減ったことも話題になっていますよね。
長い歴史の中成り立っている動物/植物のバランスを保ちたいものです。
ちなみに、メルヴィータというブランドの名前の由来は
【Mel】花の蜜
【Vita】生命
というラテン語です。
花の蜜+生命。ベルナー・シュタイナーさんの養蜂場から生まれたブランドだとすぐわかりそうな名前ですね!ミツバチが蜜のある花を選び抜くように、良質な植物だけを選び抜く。ブランドの姿勢を表されています。
最初に作られた製品はミツバチのめぐみから作られたソープだったそう。今も店頭で購入できます。
植物オイル、花の蒸留水、そしてハチミツ。メルヴィータ製品の核になっている素材は「花の蜜+生命」を感じるものばかりです。
そんな自然を愛する【Melvita】メルヴィータの化粧品容器リサイクル
持続可能なビジネスをとモロッコのアルガンオイル生産者と協力したり、(Argan Beesプロジェクト)
社内でのミツバチを守る啓蒙活動による団体の発足など、自然を長い目で守り、植物の繁栄に欠かせないミツバチを守ることで自然界のバランスを保とうとしているメルヴィータ。
根強くファンがいる理由が分かる気がします。
もう一つ、素晴らしい取り組みをされているのが「容器リサイクル」!
コスメの生産時に環境に配慮することはもちろん、店舗での販売時や販売した後も地球を大切にされています。
一貫したメッセージに人々は信頼を寄せるんですね!
毎月20~30日はリサイクル促進!「エコ10days」
Melvita メルヴィータ公式HPより抜粋いたしました
【参加方法】
化粧品の空き容器をメルヴィータ直営店にお持ちください。もれなくメルヴィータメンバーシップポイント150ptをプレゼントいたします。
※化粧品の空き容器は、他社の製品も受け付けております。
※容器は必ず、一度すすいでお持ちいただけるようご協力をお願いいたします。
※回収した空容器はガラスやプラスチックなど種類ごとに分別され、再生原料へのリサイクルや熱利用等に活用させていただきます。
なんと他メーカーの空き容器まで受け付けてくださるとのこと!
容器をしっかりすすいで持参しましょう!

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オーストラリアにも化粧品容器の回収に力を入れているコスメメーカーがあります。ヴィーガンコスメも気になります。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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