

・自分の食生活と向き合うことができる
・何も考えずにお肉を買っている人(以前の私)
【本記事の信頼性】

Ai / Eco Cosmetics(@EcoCosmeticsJP)
Contents / もくじ
「ジビエ?バカが!」と怒られて知ったこと

田舎を離れて、都会に暮らしている期間が15年を過ぎました。
久しぶりに地元に帰省した時に食卓に「イノシシ」が出てきました。
「ジビエって東京だと人気だよね!」とすごいね!と喜んだ私に、兄が「ジビエ?バカか!」とすごい剣幕で一喝するという出来事がありました。
なんであんなに怒ったんだろう?とその夜考えていると、母が理由を教えてくれました。畑や田畑に侵入されることが続きイノシシを「害獣」として農業をしている人たちによって仕方なく捕らえていたと…。高速道路を山の中に作ったせいで居場所や餌を無くし、人里に来たくもないだろうに山を降りると捕らえられて殺められる。
”ジビエが流行っている” …浅はかだったと反省しました。
うりぼう(イノシシの子供のこと)がカワイイと言いながら、捕らえた親を食べる…?
食生活を見直すことに
毛のついたイノシシのお肉が、冷蔵庫にブロックで保存されているのも翌日から目にする事が増え、時々夕食に出てきました。母も豚肉の代わりにと煮込んだり工夫をして出してくれたのですが、色んな事を感じる事が増えて少しずつお肉を避けるようになっていました。
よく考えてみれば、「スーパーでパックに詰められて購入できる固まり」としてお肉を認識していて、それが命を断つまでにどう育てられて過程を経ているか考えたことも習ったこともなかったんです。
あるのが当たり前と思っていたのは屠殺について知らな過ぎたからだと思います。お肉に毛がついていて、血と水が混ざった液体が袋いっぱいに溜まっている、イノシシのお肉を見て初めて「お肉」になる前をリアルに感じました。
今まで自動的に出来るとでも思っていたのかというくらい気にもしていなかった事を気づかされました。それまで生産の現場の人たちがどんなことをされているのか、どんな苦労や責任感があるのかを一度も考えたことがなかったんだと思います。
そんな中、畜産農家の方と出会いました。
責任感を持ってお仕事にあたる背中を見て、人々の健康のために頑張っている。そういう考え方もあるんだ…と考えることが増えました。尊敬する分どんな仕事なのか知りたくなり自分なりに調べたりその業種に就いた身内に、仕事について聞きました。(今までは怖いと思っていたので話すことを避けていました)
白黒つけることができないものなのかもしれない。とその時は思いました。
応援したい気持ちと、まだわからない世界ととが重なっていて命について考えることが増えました。野菜だって命を頂いていることに変わりないという意見もあります。今は丁寧に食事を作ること、上手になることを一番に考えています。
「DOMINION」を観て考えてみよう
感想も考え方も自由です。
まず知らないといけない。
知らずに食べることが一番いけないんじゃないかと思うようになりました。
遠い将来、選択肢が増えることを心から願って敢えて記事にしました。
私がダンテさん(@rescuekitchen)が素敵だと思うのは、ご両親が畜産業界の方なのにも関わらず、現在はプラントベースでの食事や環境への活動、ケガをした動物のレスキューに私財を使っているなど、本当に心から大切だと優しい暮らしを選ばれているからです。植物性の食品の可能性も広いんだと知ることができます。
youtubeのレスキューキッチンを観ると、Veggyな担々麺やたまご風(本当はかぼちゃとお豆腐にマヨネーズを加えたもの)サンドイッチなどワクワクする料理を発信されています。
今は栄養学も進化していて、無理に殺める必要も殺めるために生殖する必要もないなら、(もし自分がレイプされて妊娠させられた上に子供を取られたら。。。と思うと女性なら感じるものがあると思う)代替できる選択肢をもっと知りたい。日本にもアメリカのビヨンドミートのような会社があったらすごく嬉しいですよね。
牛乳の消費が減ったアメリカでは、切り替えてプラントベースのミルク(アーモンドミルクなど)を販売し始めた会社が伸びたとも聞きます。と同時に培養肉やプラントベースのお肉が注目を集めています。
日本でも代替肉や植物肉という選択肢がプロによって作られることを願ってやみません。

Beyond meet (アメリカ)
https://www.beyondmeat.com/
知った上で選ぶのか、知らないで過ごすのかは大きな違いがあります。
私はまだ知らなすぎる。
品川のお肉の博物館に必ず行きます。
代替肉を上手に作ってプロデュースできるのは、従来お肉ビジネスに関わっている人たちなのでは…?とどこかで感じています。
共存できる選択肢が増やされることを信じています。
調べてみると伊藤ハム、日本ハムも次々プロデュースされていて、「培養肉」「植物ベースの肉」がこれからの伸び率が見込めるジャンルの一つのようです。
参考記事:
・代替肉が「定番」になる日、意外と近い?(J-castニュース)
・日本ハムも参入、世界で注目の「植物肉」。市場で勝つための3つの成功要因とは?(Business Insider)
・ビヨンドミート(Beyond Meat)が上場&黒字化!日本販売間近の植物代替肉(Tokyo Vegan)
・株テーマ:食料(養殖・植物肉) 植物肉(人工肉・代替肉)の関連銘柄(アセットアライブ株式情報)
・広がりを見せる代替肉商品、食肉加工品メーカー各社の取り組み(食品産業新聞社)
・培養肉(クリーンミート)・代替肉(植物肉)-動物の犠牲の無い「肉」の時代へ(Hope for animals)
すぐに全てを植物性に、と極端に行動できる人は少ないと思います。
化粧品のアニマルテスト(うさぎの目に洗剤を点眼して粘膜の変性を確認する、ラットなどの肌にシャンプー等を塗って毒性を確認する、など)をしないメーカーを選びたい女性も多いはず。反対運動や世論の高まりで化粧品メーカーでのアニマルテストは他の方法にされるところが増えました。
できることから一般人の買物ベースで投票していれば、購入のトレンドが生まれるので家畜に対してもいつか老舗や大手の方が本気を出して展開されるかも知れません。
食に関わる人を尊敬しています。共存できる日がきて欲しい。
こんなことを私が考えていると知ったら、彼に嫌われてしまうかもしれない。
でも。
業界の方が協力して選択肢を増やすことができたら絶対美味しいものができるはず。。。宗教的な理由や、体質で食べられなくなった人の力になるはず。
動物も植物も命をもらっていることには違いないですし、魚なら良いのか?虫なら良いのか?
いまだに結論は出ません。
使命感を持って生産にあたられている方は素敵だし文化だってある。
白黒ではなくてグレーがあるから成り立つとも感じています。
畜産を辞めたくても辞められないというコラムも見かけて(植物の農業と利益が違うから)業者さんにも色んな気持ちの方も世界にはいるようです。
ちなみに雑誌Veggyのレシピや記事は、世界中の野菜料理やトレンドについて知る事ができます。
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もし牛や豚、鳥に愛情をかけて育てているなら、その様子を色んな子供たちと共有できふれあい牧場を観光化して培養肉やプラントベースのお肉が食べられる場があったら…世界中に向けたメッセージになるかもしれない。そんな場所があったら幸せすぎる。
最後までお読みくださりありがとうございました。
肌にも地球にも優しいエココスメ研究家 の Ai より愛を込めて。
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